トマト
ナス科ナス属でアンデス山脈が原産。自生していたトマトはメキシコに伝来し栽培作物となっていく。16世紀初頭にヨーロッパに持ち込まれたのをきっかけに、当時は毒がある植物としてイタリアの貧困層が何とかして食用に出来ないかと品種を改良し、ヨーロッパ全土に広まった。その期間なんと200年。イタリア人のトマトへの愛着は相当なものであろう。
日本には江戸時代に伝わったとされ、唐柿と呼ばれた。トマト独特の青臭さ、また真っ赤な色は血の色を想像させ、当時は敬遠されていたが、明治以降、食用の品種が導入され、改良・開発されたことを機に日本全国で栽培されるようになる。今では野菜の中で人気がナンバーワンであることも、よく知られている。
世界中で栽培されているトマト。FAOの2007年統計では、全世界で1億2000万トンものトマトが生産されている。日本の総生産量は75万トンである。日本の主要産地は、熊本県、茨城県、千葉県で、この3県で総生産量の約3割を占める。
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