じねんじょ(天然)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属。ヤマイモの仲間であり、ナガイモやダイショといった品種群は日本に伝来してきたものだが、ジネンジョは古くから日本の山野に自生していたと考えられている。セリや三つ葉と同じく、数少ない日本原産の野菜です。天然物は地下数メートルに及ぶこともあり、掘り起こして収穫するのは重労働。近年ではパイプを使った栽培品も出回るが、天然物の粘りや味には劣る場合が多い。
一般的にとろろにするようなヤマイモは、まっすぐに伸びた円柱形か、丸型だが、自然薯は山野に自生していると、地下の形状、硬さにより、曲がり、掘ってみないと分からないため、まっすぐな天然自然薯を収穫することは困難。そのため、太くまっすぐな天然物は、収穫する時の重労働と希少性のため高価で取引される。古くから、滋養強壮を願う進物として贈られることが多かった。
日本の山野で広く自生しているため、適地は広い。赤土や粘土質の多い山で採れる自然薯は、中でも粘りが強いことで知られている。
石川県では、金沢市、白山市、宝達志水町などの野山で採取することも可能です。
栄養面では消化酵素のアミラーゼ、ビタミンB1、ムチンなどを含み疲労回復・滋養強壮・整腸作用・健胃作用などの効果があると言われています。
栽培特性
土壌をあまり選ばず、幅広く自生することからも、適応性が広いことで知られる。つる性多年草で、つるは木にまきついて上へ上へと伸びている。矢じりのような葉が多数付き、小さな玉のような実(むかご)がつく。そのようなつるの下、1~2メートるに直立して伸びている。しかし小石や砂利などの層で変形をする。10月~11月頃に最も肥大化しており、その頃に採取するとよい
県内各地の個人生産者から金沢の中央卸売市場に運ばれ、金沢市内の各小売店で売られています。
■見分け方
太いものが高価で取引をされている。長いものが良いとされるが、採取途中で折れてしまったものでも、ほとんど味は変わらない。太く、みずみずしい物を選ぶと良い。
■ 主な産地 金沢市、
■ 収穫期間
天然物の出回り時期 10月中旬~11月下旬
■ 保存方法
濡れ新聞をかけて冷蔵すると1~2週間程度。長く置くと土からカビが発生し、中まで浸食する場合がある。土を洗い流しおがくずに入れて冷蔵保存すると半年持つ場合もある。
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