じわもんとは、石川県の方言で地元産であることをさします。野菜ソムリエが石川県で生産されている野菜果物 じわもん野菜、じわもん果物を紹介します

らっきょう

らっきょう.jpgユリ科ネギ属。玉ねぎや、らっきょう、にんにく等、鱗茎が肥大した部分を食用とするものは根菜類(鱗茎)に入ります。原産地は中国、ヒマラヤ山脈とされ、8世紀ごろに中国から北九州に伝来したとされており、当時は薬用として用いられた。食用となるのはその後700年ぐらいたった室町時代と言われている。北九州への伝来は比較的早かったが、日本全国へと栽培が広まるには年月を要した。これは、らっきょうには花が咲くが、種子の結実には至らない場合が多く、種子繁殖ではなく、株分けの栄養繁殖であることが挙げられる。

石川県では江戸時代より食べられてきた歴史が残っている。加賀藩の前田対馬守の依頼により向井元升が執筆した庖厨備用倭名本草に書かれている460種の中に記載がある。

石川県内の主要産地

 内灘町、七塚町。砂地で広く栽培されている

石川県での栽培品種

 在来種(玉らっきょう)、らくだ など

栄養価は、ユリ科ネギ属に良く含まれている硫化アリルが豊富に含まれている。硫化アリルには、ガン抑制効果や体内の疲労物質を分解効果があるといわれていて、毎日数個食べるだけで、がん予防や疲労回復に効果があるようです。 

栽培特性

低温に強く、暑さには弱い。生育適温が20~23℃で、夏季30℃以上になると休眠する性質を持つ。土壌適応性は広く、吸肥力が強く、特に乾燥に強い。玉の肥大は砂土よりも埴壌土のほうが良く、大玉で多収となるが、きめの細かさや光沢などの品質は砂丘地のような痩せた畑が適している。

作型は1年掘り(1年子)と2年掘り(3年子)。

代表的な品種

玉らっきょう  (在来種) 
1年掘りに多く用いられる草丈が低く、葉は細くややねじれている。分蘖が多く、種球1個から通常は10~15球、多い時は20球以上に増え、球重は1.5~2.5g。首が締まって、加工に向き、白色で肉質は柔らかく、臭気が少ない。

らくだ(在来種) 
草丈は高く生育旺盛であるが、分蘖分球が少なく、1年掘りでは種球から6~9球しか分蘖せず、肥沃な土地では1球重が10gの大玉に生育するが、痩せた砂丘地であっては4~6gになる。花ラッキョウには大きすぎ、小球化するために翌年に植え替えを行う。

県内各地の農協や出荷団体、個人生産者から金沢の中央卸売市場に運ばれ、金沢市内の各小売店で売られています。

■見分け方

大きさが小さい物のほうが年月がたっており、肉質が締まり、カリカリとしたらっきょう漬けとなる。 

■ 主な産地 内灘町、はくい市。

■ 収穫期間 6月下旬~7月下旬
 

  
 

保存方法
通気性の良い冷暗所で保存する。