玉ねぎ
ユリ科ネギ属。玉ねぎや、らっきょう、にんにく等、鱗茎が肥大した部分を食用とするものは根菜類(鱗茎)に入ります。原産地は中央アジアとされ、エジプトやヨーロッパには紀元前に伝わり、アメリカに伝播したのは17世紀、中国には19世紀に伝わった。日本には明治以降北海道と関西で大規模な栽培が始まり、後に全国へと広まって、キャベツ、ダイコン次いで、収穫量第3位に位置している。
石川県でも栽培をしておりイエローダンバース系と呼ばれる黄タマネギが主流である。
石川県内の主要産地
小松市、白山市、内浦町、金沢市。
石川県での栽培品種
七宝甘70、もみじ3号、ターボ、アトンなど
栄養価は、ユリ科ネギ属に良く含まれている硫化アリルが豊富に含まれている。硫化アリルは辛味と刺激の成分であり、血液をサラサラにし、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進、血栓を出来にくくする作用があつと言われている。
栽培特性
生育適温は15~23℃、球の肥大化には15~25℃が必要とされ、12時間の日長を平均とし、晩生種に至ってはそれ以上の長さが必要となる。土壌適応性は広いが、酸性土壌や乾燥地、火山灰土壌には適さない。リン酸の肥料効率や排水が良い畑で生産性が高く、早出しは砂壌土、。貯蔵用には粘質土壌が適している。
作型は秋まき栽培。
代表的な品種
七宝甘70 (七宝交配)
味覚を追求した多収型品種 2月定植に最適 水にさらさなくても生食できる、辛味のない画期的な品種。ナンプ病、葉枯れ症に強く、作りやすい。甲高球に良く揃い、肥大性良好で1球重350~400gの多収型。貯蔵すれば色のりが良い。
もみじ3号
長期つり貯蔵および冷蔵貯蔵品種、草姿は立性で病気に強く、首の締まりは良く、貯蔵性が良い。初期生育が旺盛なので太苗定植は避け、生育初中期に肥料切れすると減収する
ターボ、アトン
首部の締まりが良く、球に近い豊円形で1球重300gになる。病害に強く、抽苔や分球も少なく栽培しやすい品種
秋まき栽培では8月中旬から地床準備をし、9月上旬に播種。10月下旬まで育苗管理し、11月上旬に定植する。適度に追肥、除草を行って、6月上旬~中旬に、自然倒伏を確認後収穫する。乾燥貯蔵し、保存性が良くなると出荷する。
県内各地の農協や出荷団体、個人生産者から金沢の中央卸売市場に運ばれ、金沢市内の各小売店で売られています。
■見分け方
球形に近いものほどよく、平や長い物は保存性が悪いため避ける外皮は傷の少ないもの、よく乾燥しているもの、つやのあるものほど良質です。また外皮に締りがなく、浮かびあがって見えるものなどは、皮の下にカビが生えてる可能性があるので注意してください。先端から芽がでてたり、根が伸びてるものは、それだけその成長に栄養を取られてしまうので、その分味が落ちます。また、たまねぎをひっくり返してみて、根の部分の直径が小さいものほど、りん茎(食べる部分)が多くなるのでお得です。
重みがある
■ 主な産地 小松市、白山市、内浦町、金沢市。
■ 収穫期間 6月下旬~7月下旬
保存方法
通気性の良い冷暗所で保存する。